看護師の友人の話

看護師をしている友人の話です。
大企業に勤めて4年後、一大決心をして全く畑違いの看護師への道に入ったそうです。会社で知り合った人と結婚して、その転勤の関係で今は長崎の病院で働いているとのこと。だんだん土地柄にも馴染んできて、地方暮らしを楽しんでいるようです。そろそろ長崎に詳しくなってきた頃だろうと思うので、近々友人に会いに長崎まで遊びにいこうかな~と考えています。

彼女は結婚後からパートで日勤だけの仕事をしているとのこと。でも、いずれ正社員になりたいということで、そうなった場合、家庭との両立は大丈夫かなと不安を抱えつつ頑張っているようです。
彼女にとって、看護師への転職は大正解だったようで、やりがいをもって、今の看護師の仕事をしているそうです。ストレートで看護師になっていたら、今は主任級のレベルにいるはずの年齢ですが、一度社会に出てからの転職なので、年下の看護師さんにいろいろと教えてもらいながら頑張っているそうです。でも、それは全く苦じゃないようでした。むしろ、一度社会に出ていろいろ経験したことで、いろんな視野が広がって、それが何かと生かされるということで、そういった、上下の人間関係の悩みは一切ないとのことでした。でもそれは、彼女のまっすぐで優しい性格によるところが大きいと思います。
今は臨床でいろんなところを回ってキャリアアップを目指しているようです。専門看護師や認定看護師も考えて専門性を高めたいという思いもあるけれど、本当にやりたいのは地元に根差した医療なのだそうです。高齢者が増えていくこれからの時代を考えて訪問看護などを充実させたいという夢を持っています。
違う土地で働くだけでも大変だったはずなのに、そんな夢をしっかり持ちながら看護に励んでいたなんて本当に素晴らしい子だなと感じました。
結婚したばかりで、今は日祝休みの日勤で勤務しているそうですが、これから子供ができたりしたらどうなるだろうとか、いろんな不安もあるみたいです。でもしっかりした「夢」があれば、そこへ向かっての道筋をその時その時で考えることはできるでしょう。
一度社会に出てからの看護師への転職ということで、志が高くて素晴らしいなあと思います。最終的には介護士を目指したいということですが、そのためにも今は看護師として医療の知識を深めたいとのことでした。
女性は結婚や出産で仕事については大きく左右されます。彼女もこれからどうなるやらと不安に思っているようですが、ぜひ夢を貫いて頑張ってほしいなあと思っています。